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吉弥侯横刀[きみこ の たち] 吉弥侯 横刀(きみこ の たち、生没年不詳)は、奈良時代後半の官人。毛野氏の一族またはその部曲の子孫で、氏姓は吉弥侯〔『続日本紀』延暦2年3月条の賜姓記事に、 姓に関する表記が無く、無姓であったと考えられる。〕のち下毛野朝臣。系譜は明らかでないが、外従八位下・吉弥侯垂麻呂の子とする系図がある〔中田憲信『皇胤志』(宝賀寿男『古代氏族系譜集成』古代氏族研究会,1986年 による)。〕。 光仁天皇の宝亀10年(779年)正月、従六位下から外従五位下に叙せられ、同年9月近衛将監に任じられた。桓武天皇即位後の延暦2年(783年)正月には精勤を認められて従五位下の位を授けられ、同年2月上野介に就任し、3月には一族の(一説では弟〔)夜須麻呂と共に「下毛野朝臣」姓が賜与された。 == 関連項目 ==
* 吉美侯部 * 毛野氏
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉弥侯横刀」の詳細全文を読む
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