|
吉村 萬壱(よしむら まんいち、本名:吉村浩一、1961年2月19日〔『文藝年鑑』2015〕 - )は、日本の小説家。愛媛県松山市生まれ、大阪府大阪市・枚方市育ち。大阪府立長尾高等学校、京都教育大学教育学部第一社会科学科卒業。1997年、「国営巨大浴場の午後」で第1回京都大学新聞社新人文学賞受賞。2001年、「クチュクチュバーン」で第92回文學界新人賞受賞。2003年、「ハリガネムシ」で第129回芥川龍之介賞受賞。大阪府立佐野支援学校に勤めていたが退職する。 「芥川賞の賞味期限は10年しかない」と知り合いの編集者に言われ、退職して作家専業となる〔『あとがきのあと 「ポラード病」 「みんな」から外れた人の悲劇』2014年6月15日日本経済新聞朝刊23面〕。2016年、『臣女』で第22回島清恋愛文学賞受賞。 SFの影響を受けた、退廃的かつ破壊的な作風が特徴。漫画家のTHE SEIJIは双子の弟〔http://www.garden-label.com/manriki/profile.php〕。 == 作品リスト == *『クチュクチュバーン』2002年8月、文藝春秋、のち文庫 2005年、ISBN 978-4167679477 *クチュクチュバーン(『文學界』2001年6月号) *人間離れ(『文學界』2001年11月号) *国営巨大浴場の午後(文庫版のみ収録) *『ハリガネムシ』2003年8月、文藝春秋、のち文庫、ISBN 978-4167679989 *ハリガネムシ(『文學界』2003年5月号) *岬行(文庫版のみ収録/『文學界』2004年3月号) *『バースト・ゾーン 爆裂地区』(書き下ろし長編)2005年5月、早川書房、のち文庫 *『ヤイトスエッド』講談社 2009 *B39(『文學界』2007年1月号) *B39-II(『群像』2007年3月号) (イナセ一戸建て、鹿の目、ヤイトスエッド、不浄道) *『独居45』文藝春秋、2009年9月 *『ボラード病』文藝春秋、2014年6月 *『臣女』徳間書店、2014年12月 *『虚ろまんてぃっく』文藝春秋 2015 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉村萬壱」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|