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吉村貞司(よしむら ていじ、1908年9月24日 - 1986年1月4日)は、日本の文芸評論家・美術評論家。福岡県生まれ。本名・彌吉三光(やよし かずみつ)。早稲田大学独文科卒。雑誌記者をへて戦後『新婦人』編集長、のち杉野女子大学教授。文芸評論のほか日本文化や日本美術、中国美術の評論を多く書いた。特に川端康成を高く評価した。 ==著書== *『近代文学と知性の歴史』学芸社 1940 *『悲劇の系譜』白馬書房 1942 *『人麻呂抄』鎌倉書房 1943 *『国文学史』第1-2 須磨書房 1942-43 *『ニーベルンゲン伝説 純ドイツ民族精神史研究』鎌倉書房 1943 *『石の中の顔』宮島書店 (五色文庫) 1948 *『琴が空と海を歌った話』地平社 1948 *『エジソン―はつめい王』日本書房 (学級文庫 1・2年生) 1954 *『ベートーベン えらい音楽家』日本書房 (学級文庫 2・3年生) 1954 *『堀辰雄 魂の遍歴として』東京ライフ社 (東京選書) 1955 *『モーツァルト 天才作曲家』日本書房 (学級文庫 3・4年生) 1956 *『三島由紀夫』東京ライフ社 (東京選書) 1956 *『あなたの人生を変える』大樹書房 1961 *『高知城 名城合戦物語』盛光社 1966 *『東山文化 動乱を生きる美意識』美術出版社 (美術選書) 1966 *『危機の時代 人間性の根源を求めて』現文社 グロリア・ブックス 1966 *『三島由紀夫の美と背徳』現文社 グロリア・ブックス 1966 *『反逆的文学論 サルトル・ミラー・イオネスコ・禅』現文社 グロリア・ブックス 1967 *『日本美の特質』鹿島研究所出版会(SD選書) 1967 *『川端康成・美と伝統』学芸書林 1968 *『足利義満』三彩社(東洋美術選書) 1969 *『日本美の構造 東洋画論に求める』三彩社 1970 *『古仏の微笑と悲しみ』新潮選書 1971 *『マスコミストの条件』新潮社 1971 *『ゲルマン神話 ニーベルンゲンからリルケまで…』読売新聞社 1972 *『愛と苦悩の古仏』新潮選書 1972 *『茶の美の発見』淡交選書 1972 *『日本神話の原像 火と大地と女と』読売選書 1973 *『いけばなに生きた人びと』徳間書店 1973 *『沈黙の日本美』毎日新聞社 1974 *『忘れられたものとの対話 古都・古寺・古仏』読売選書 1975 *『愛と悲愁の古仏』毎日新聞社 1975 *『雪舟』講談社 1975 *『美-混迷と創造 日本画の冒険者たち』六興出版 1976 *『日本の美術 48 修学院離宮』小学館(ブック・オブ・ブックス) 1976 *『白鳳の再現』新潮選書 1976 *『黄金の塔 足利義満』思索社 1977 *『愛と無常の美学』毎日新聞社 1977 *『あづまみちのくの古仏』六興出版 1978 *『桃山の人びと 激動を生きぬいた美意識』思索社 1978 *『中国水墨画の精髄 その逸格の系譜』美術公論社 1978 *『文人書譜 7 大雅』淡交社 1979 *『吉村貞司著作集』全7巻 泰流社 1979-80 *『古仏との対話』美術公論社 1979 *『妖美と純愛 川端康成作品論』東京書籍 東書選書 1979 *『原日本の発見』理想社 1980 *『海鳴』作品社 1980 *『庭 日本美の創造』六興出版 1981 *『日本古代暦の証明』六興出版 (ロッコウブックス) 1981 *『歴史のなかの巨人たち エクセントリックの系譜』作品社 1982 *『日本の空間構造』鹿島出版会 SD選書 1982 *『古仏の祈りと涙 みちのく紀行』新潮選書 1983 *『吉村貞司絵を読む』大日本絵画 1984 *『佗びの造形』淡交社 (茶道文化選書) 1984 *『柿本人麻呂』理想社 1984 *『原初の太陽神と固有暦』六興出版 (ロッコウブックス) 1984 *『日野富子 闘う女の肖像』中公新書 1985 *『吉村貞司中国絵画を読む』大日本絵画 1986 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉村貞司」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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