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吉松駅(よしまつえき)は、鹿児島県姶良郡湧水町川西にある、九州旅客鉄道(JR九州)の駅である。 肥薩線に所属線〔『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年〕し、当駅を起点とする吉都線を加えた2路線が乗り入れる。かつて両線は鹿児島本線と日豊本線であり、この駅は大幹線の分岐駅として賑わった。特急「はやとの風」の始発・終着駅であるとともに、人吉駅・熊本駅まで走る観光列車「いさぶろう・しんぺい」号の始発・終着駅でもある。 == 駅構造 == 北方より来た肥薩線に、東から吉都線が寄り添う形で構内に入る。地上駅で島式ホーム2面4線とかつての幹線の要衝らしい規模である。駅舎とホームは真幸方(北側)の跨線橋により行き来できる。駅舎に接して、既に使われなくなった単式ホームがある。 現在の駅舎(=2代目)は昭和43年(1968年)4月に落成したもので、鉄筋コンクリート2階建てで、1階部分に待合所や改札口・切符売り場などがある。なお以前(=初代)は木造駅舎であった。改札上の運賃表には真幸駅・矢岳駅・大畑駅への運賃が書かれていないが、これは当駅との間を乗り降りする人がほとんどいないためである。当駅の窓口では、真幸駅の記念入場券や「鶴丸 - 吉松 - 真幸」と縁起の良い駅名の並ぶ記念乗車券も発売されている。改札外に待合所がありここには囲炉裏の付いた座敷がある。 肥薩線および吉都線のCTCセンターが併設されている。このCTCセンターでの列車の運行管理や駅構内の車両入換え・運転士労務管理などの運転関係業務はJR九州鹿児島鉄道事業部吉松運輸センター社員が行い、出改札業務のみ子会社であるJR九州鉄道営業へ委託となっている。マルス(みどりの窓口)はないが感熱式POS端末が設置されている。なお、自動券売機は設置されておらず、早朝・夜間は車内精算となる。 1・2番のりばのホーム上には売店があり、特急「はやとの風」運転開始を機に駅弁(幕の内弁当)の販売を再開した。また全国的に珍しくなった駅弁の立ち売りが行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉松駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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