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吉礼駅(きれえき)は、和歌山県和歌山市吉礼にある和歌山電鐵貴志川線の駅である。古くからの集落にあり利用客が多い駅である。 == 歴史 == * 1916年(大正5年)2月15日 - 山東軽便鉄道の駅として開業。 * 1929年(昭和4年)11月 - 社名変更により山東鉄道の駅となる。 * 1931年(昭和6年)4月28日 - 社名変更により和歌山鉄道の駅となる。 * 1957年(昭和32年)11月1日 - 和歌山電気軌道との合併により同社鉄道線の駅となる。 * 1961年(昭和36年)11月1日 - 南海電気鉄道との合併により同社貴志川線の駅となる。 * 1998年(平成10年)3月 - 駅舎を撤去。 * 2006年(平成18年)4月1日 - 和歌山電鐵への継承により同社貴志川線の駅となる。 == 駅構造 == 単式ホーム1面1線をもち列車同士の行き違いができない地上駅である。この駅の駅舎は1998年(平成10年)に撤去され、設備としてはホームとその上の上屋、そして独立したトイレ(男女共用の汲取式)があるのみである。ホームと外との連絡はホームの端にあるスロープによる。駅舎の跡地には利用者が自転車を置いている。 無人駅で、自動券売機や自動改札機などは設置されておらず、スルッとKANSAI対応のカードも使用できない。ただし、前述のとおりこの駅は利用者が多いので朝夕のラッシュ時などにはワンマン列車に運転手のほかに、この駅で集札業務をするための要員が和歌山駅からこの吉礼駅まで乗車する。 貴志川線の駅では唯一、ホーム側に看板型駅名標が存在しない。かつては存在したが、現在白く塗りつぶされた遺構のみが残存している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉礼駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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