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吉里吉里国[きりきりこく] 吉里吉里国 (きりきりこく)は、井上ひさしの小説『吉里吉里人(きりきりじん)』(新潮社、文庫にも収録)に登場する架空の国。ある日、東北地方の一寒村(物語上では宮城県・岩手県の県境付近にある吉里吉里村、人口は約4200人)が突如独立宣言して誕生する国家。 日本国とは違った「イエン」を独自通貨とし、地元方言を国語に定め、さらには科学立国を称し、様々な怪しげな実験が国内において繰り広げられている。 == ミニ独立国 == 上記に関連して、実在の吉里吉里駅を擁する岩手県上閉伊郡大槌町が、1982年に町おこしの一環として吉里吉里国として「独立宣言」をした。マスコミの注目を集め観光客誘致に成功し、1980年代のミニ独立国ブームのきっかけとなった。しかし1990年代に入りブームの沈静化や景気後退の影響から、ミニ独立国としての活動は活発に行わなくなった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉里吉里国」の詳細全文を読む
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