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吉野口駅(よしのぐちえき)は、奈良県御所市大字古瀬にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)・近畿日本鉄道(近鉄)の駅である。 JR西日本の和歌山線と、近鉄の吉野線が乗り入れ、接続駅となっている。両社の共同使用駅で、JR西日本の王寺鉄道部が管理しているが、近鉄の社員も常駐している。 == 歴史 == *1896年(明治29年) *5月10日 - 南和鉄道(和歌山線の前身の一つ)の終着駅である葛駅(現在の近鉄葛駅とは別)として開業〔。 *10月25日 - 南和鉄道が葛駅 - 五条駅 - 二見駅(のちの川端駅)間を延伸開業し、途中駅となる〔。 *1903年(明治36年)5月15日 - 吉野口駅に改称。 *1904年(明治37年)12月9日 - 南和鉄道の路線を関西鉄道が承継、同社の駅となる〔。 *1907年(明治40年)10月1日 - 関西鉄道が鉄道国有法により国有化、官設鉄道の駅となる〔。 *1909年(明治42年)10月12日 - 線路名称が制定され、和歌山線の所属となる〔。 *1912年(大正元年)10月25日 - 吉野軽便鉄道(現在の近鉄吉野線の前身)が当駅 - 吉野駅(現在の六田駅)間で開業〔。同社と国有鉄道の共同駅となる。 *1913年(大正2年)5月31日 - 吉野軽便鉄道が吉野鉄道に社名変更〔。 *1923年(大正12年)12月5日 - 吉野鉄道が橿原神宮前駅(初代)まで延伸。同線においても途中駅となる。 *1929年(昭和4年)8月1日 - 大阪電気軌道が吉野鉄道を合併〔。国有鉄道と大軌(吉野線)の駅となる。 *1941年(昭和16年)3月15日 - 大阪電気軌道と参宮急行電鉄が合併、関西急行鉄道が発足〔。同社と国有鉄道の駅となる。 *1944年(昭和19年)6月1日 - 戦時合併により関西急行鉄道が近畿日本鉄道に改組〔。同社と国有鉄道の駅となる。 *1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道と近鉄の合同駅となる〔。 *1989年(平成元年)5月18日 - 近鉄の特急停車駅になる。 *2007年(平成19年)4月1日 - 近鉄吉野線でICカードPiTaPa供用開始。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吉野口駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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