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同形異音語[どうけいいおんご]
同形異音語(どうけいいおんご、)とは、同じ表記でありながら異なる読み(発音)を持つ語を指す。同表記異音語(どうひょうきいおんご)、同綴異音語(どうてついおんご)、同字異音語(どうじいおんご)ともいう。 == 概説 == 同形異音語は同時に同形異音異義語でもあることが多い。同形異音語を使用する筆者はそれが同形異音であると意識せずに使う場合が多いが、音読するときは、文脈を考えて発音を決定しなければならない。同形異音語は、それぞれの発音により品詞や意味が完全に異なる場合は文脈や統語的構造によりどの読み方が適切か判断できるが、それが困難な場合や不可能に近い場合もある。たとえば日本語では「金(かね)」と「金(きん)」のように同じような文脈に出現し、品詞が同じで意味が違う場合には誤解を生む可能性がある。その場合、かな書きにしたり、ふりがなをつけたり、「お金/現金/キャッシュ」、「黄金/ゴールド」など別の語を使って混乱を回避する配慮が必要である。 同形異音語は、コンピューターによる自動読み上げ、音声合成、自然言語処理などの分野で重要な問題である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「同形異音語」の詳細全文を読む
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