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同時代(どうじだい)は、エッセイ、評論、研究、詩の伝統ある同人雑誌。 ==歴史== 1948年、フランスの『Le temps moderne』誌及び『N.R.F.』誌にならい、哲学者の矢内原伊作、フランス文学者の宇佐見英治らを中心に創刊された。7号をもって終刊となったが、1955年、上記2名に詩人・評論家の宗左近、国文学者の安川定男、ドイツ文学者の吉村博次、フランス文学者の齋藤磯雄や曽根元吉らが加わり、第2次『同時代』が刊行された。矢内原伊作らが亡くなり1993年に再び終刊したが、3年後の1996年に第3次『同時代』として復刊し今日に至っている〔清水茂『詩と思想』320号、2013年8月、土曜美術出版販売、pp.2-4〕。 主な同人として、ほかに小説家の小島信夫、詩人・哲学者の串田孫一、詩人の辻まことや有田忠郎、山崎栄治、伊藤海彦、池崇一、英文学者の加島祥造や齋藤和明、フランス文学者の村上光彦や谷口正子および吉田加南子、ロシア文学者の内村剛介、インド学者の森本達雄、詩人・日本近代文学者の原子朗、文芸評論家の高橋世織らなどが参加〔『同時代』第2次第43号、1984年3月、法政大学出版局、pp.71〕。 現在の同人構成は、編集長をドイツ文学者の富田裕、編集委員をフランス文学者・詩人の清水茂、ロシア文学者の川崎浹、英文学者の和田旦、日本文学者の影山恒男、、建築家・詩人の長尾重武、詩人の布川鴇、北岡淳子、方喰あい子、俳人の高橋博夫、美術史家・エッセイストの岡村嘉子が務め、さらに、英文学者の森常治、アメリカ文学者の堀内正規、インド学者の森本素世子、ロシア文学者・詩人の工藤正廣、ドイツ文学者の保坂一夫や川中子義勝、日本文学者の大川公一、詩人の日高てる、作曲家の藤井喬梓ら28名が同人として参加している〔『同時代』第3次34号、2013年6月、舷燈社、pp.153〕。 同人以外にも、瀧口修造、中村真一郎、佐岐えりぬ、福永武彦、尾崎喜八、矢代秋雄、富士川英郎、阿部良雄、吉原幸子、三好豊一郎、志村ふくみ、堀多恵子、堀江敏幸、野見山暁治、新川和江、神品芳夫、酒井忠康、山崎剛太郎など、特集テーマに沿って同誌に寄稿した人物は数多い。 また同誌は、アルベルト・ジャコメッティ、イヴ・ボヌフォワなど同人との親交を通じ、海外のエッセイや詩が、同人による翻訳でいち早く掲載されることでも知られている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「同時代」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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