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同訓異字(どうくんいじ)は、異なる漢字だが、同じ訓を有するものの組み合わせ。異字同訓(いじどうくん)とも言う。 == 概要 == 同訓異字となる漢字の組み合わせには次の3つの場合がある。 #字義がほぼ同じで、同様の使い方ができる漢字 #字義が類似しているが、違いがあり、書き分けられる漢字 #字義がまるで異なるが、たまたま訓では同じ読みをする漢字 このうち、2. の場合は、正書法で使い分けが求められる場合があり、字義が似ているだけに日常生活においても混乱することが多い(例:整えると調える、収めると納めるなど)。1. についても書き手の印象などから使い分ける場合があり、2. との境界は曖昧である。これらの書き分けは、時代によって基準が異なる。例えば、常用漢字表の表外漢字・表外訓となっている場合は、代表的な訓読文字で代用する場合がある(例:貴い・崇い→高い、賎い・卑い→低い、惧れる・畏れる→恐れる)が、これらの漢字も中国語では意味が異なり、本来は日本語としても書き分けられていた字が多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「同訓異字」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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