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二重反転式ローター[にじゅうはんてんしきろーたー]
二重反転式ローター(にじゅうはんてんしきローター、)、または同軸反転式ローターとはヘリコプターのメインローター形式及カウンタートルク対策である。ローターが同軸上に2つあり、互いに反転して回ることにより、カウンタートルクを打ち消す仕組みを指す。 ==特徴== ツインローター形式としては最も歴史あるもので、乗物としての用途でなければ気球以前より実物が存在していた。また18世紀にジョージ・ケイリーが作成したモデルも、最終的には上反角付の並列ローターを採用しているが、原案は二重反転式だった。2機のメインローターを同軸に配置して上段と下段を逆に回転させるものである。 ロシア(かつてはソヴィエト連邦)のカモフが得意としている方法であり、ほぼ全てのカモフ機に採用されている。アメリカのシコルスキー・エアクラフト等でも試作したことがある。シングルローター+テールローターが主流の現在においては少数派となる方法だが、テールローター式、ノーター、直列式、並列式、交差反転式に対して以下の利点と欠点を持つ。 比較的自立安定性が優れているので無線操縦式のヘリコプターにも多用される。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「二重反転式ローター」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Coaxial rotors 」があります。
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