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名古屋インターチェンジ(なごやインターチェンジ)は、愛知県名古屋市名東区の東名高速道路及び名古屋第二環状自動車道支線にあるインターチェンジである。 == 概要 == 名古屋市の東端に位置し、長久手市とも隣接している。名古屋市中心部とは離れており、当ICで接続する名古屋第二環状自動車道(名二環)経由で名古屋高速、あるいは接続する愛知県道60号名古屋長久手線(東山通)で中心部と連絡する。 東名高速道路の出入口であると同時に、東名と名二環支線を接続することから、インターチェンジでありながらジャンクションの機能も併せ持つ希有な道路構成となっている。名二環の名古屋ICは乗継専用であり、一般道路には接続していない。このため、一般道路と名二環との接続は本郷IC、上社IC(名古屋西JCT方面のみ利用可)、上社南IC(名古屋南JCT方面のみ利用可)のいずれかを利用する。なお、名二環に入ると引山IC・植田IC、または高針JCT経由で名古屋高速春岡出口まで出られない〔名古屋高速としては春岡出口よりも名古屋ICに近い高針出入口と四谷出入口は新洲崎JCT方面に出口を持たないハーフインターチェンジのため春岡出口が名古屋IC利用者にとって直近の出口となる〕。 東名と名二環では料金制及び支払い方式が異なるため(東名 : 対距離制・入口発券方式、名二環: 区間制・単純支払方式〔http://media2.c-nexco.co.jp/images/charge/170717668153c76499bb91d.pdf〕)、乗り継ぎの場合も料金所を通らねばならない。東名から名二環への乗継では、乗継用の料金所で名古屋ICまでの料金と名二環の料金を合わせて支払い、名二環から東名への乗継では通行券を受け取る(名古屋IC入口料金所と共用)。 名二環入口料金所域内には、駐車スペース7台分を持つトイレが設置されている。市街地を環状で迂回ないし分散させる意味合いで計画され、比較的短距離利用を想定した環状道路であるにもかかわらず休憩施設が導入されたのは、名二環が当該ICに接続した1993年当時の事情によっている。現在であれば東名高速静岡方面と三重・大阪方面の連絡は伊勢湾岸自動車道経由によるが、当時の伊勢湾岸自動車道は名港西大橋区間が供用するのみで東名とは繋がっていなかった。従って、東名高速から三重・大阪方面への連絡経路として、名二環(当時の東名阪自動車道)が担うこととされたため、本来は都心部の環状道路として機能するはずの路線に長距離連絡路線としての役割が付加されたことで休憩施設が検討、導入されたものである。 Nagoya IC 20150518A.JPG|東名高速名古屋IC流出路の標識群。名古屋高速利用者に対する注意喚起を行う。 MEI-NIKAN ENTRANCE 20150519A.JPG|東名→名二環の入口 名二環にとっては乗継専用のIC。入口柱の脇に名二環の0キロポストを設置。 Nagoya IC 20150517D.JPG|名二環名古屋料金所の直後に配されたトイレとその駐車スペース。名二環唯一のトイレ設置箇所。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名古屋インターチェンジ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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