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名古屋市交通局1600形電車 : ウィキペディア日本語版
名古屋市交通局1600形電車[なごやしこうつうきょく1600かたちでんしゃ]

名古屋市交通局1600形電車は、かつて名古屋市交通局が保有していた路面電車車両である。旧型ボギー車や老朽化した単車を一掃する目的で製造された。本形式は改造により、日本初の路面電車によるワンマンカーとして運用された。
== 概要 ==
1600形は1950年12月に最初の15両が投入され、翌1951年9月までに合計76両が、日本車輌製造新潟鐵工所日立製作所愛知富士産業の4社で製造された。
1400形以来の流れを汲む12m級の中型車で、スタイルは1500形と基本的には同様だが、中央扉を無くした片側2扉となったことが最大の特徴である。側面窓配置1D8D1、2段上昇窓で扉は2枚引戸となっていた。前面は3枚窓で、中央窓上に方向幕を、右窓上に通風口を装備し、窓下に前灯と車番を取り付けていた。足回りは50PSモーター(一部は45PS)を2基装備し、KS40Jまたはブリル76E2類似のコピー台車を履いていた。
性能的には1400形や1500形に準じていたが、ワンマン化改造後の晩年は他形式との扉配置の違いなどにより、乗務員からは嫌われていたと言われる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「名古屋市交通局1600形電車」の詳細全文を読む



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