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名城大学附属高等学校(めいじょうだいがくふぞくこうとうがっこう)は、愛知県名古屋市中村区新富町一丁目にある私立高等学校。略称は「名城」または「名城大附(名城大付)」。 == 概要 == 普通・商業・電気・機械の4科を有する男子校として運営してきたが、1999年の入学者から普通科と総合学科の2科制へ移行するとともに、順次男女共学化された。 8階建ての本館には2階、4階、6階を結ぶ4基のエスカレーターが設置されているほか、第二体育館に室内温水プールを持つ。2010年9月に新体育館(第一体育館)が完成。4階建てで1階は柔剣道場、2階は体育館になっており冷暖房完備。建設費は約13億円。 特別進学クラス以外は、名城大学の附属高校特別推薦入試を受けることができる。ただし受験可能な学部が在学するコースにより制限があり、推薦枠には限りがあるので、全員が受験可能とは限らない。 名鉄沿線ということで県内各地、また県外からも受験者がおり、ここ数年一般入試での倍率が15倍前後と愛知県内の私立高校では最も高い。また、在学生数も愛知県内1位となっている。 === 制服 === 男子校時代には標準的な詰襟タイプの学生服であったが、1996年から現在はZUCCaの小野塚秋良デザインによるブレザーに変更されている。 === 校則 === ==== 基本方針 ==== 教育方針の「しつけ教育を重んじ」にあるように生徒指導は厳しく、校則上も様々な制限がある原動機付自転車も含めた自動車運転免許の取得やアルバイトは原則禁止されている。髪型にも規制があり、染髪は禁止されているほか、男子の頭髪は耳に掛からず、襟にあたらない髪型にすることが要求されている。 ==== 携帯電話について ==== 携帯電話に関して持込禁止になっていた。これは携帯電話によって、学校の風紀の崩壊・周辺住民への迷惑を強く配慮して持込禁止を大原則としていた。推薦試験での面接で『我高校は、携帯持込禁止ですが承知の上ですか?』との質問内容があるほどである。しかし、愛知県内での学生が刺殺された事件が起こった際、PTA側が生徒の登校中の安全確保を強く求めた為、生徒会顧問が生徒会会長に対し持込許可に向けた議論をするように要請した。そして平成19年後期・20年前期の生徒会執行部が議論し、生徒会主導で第1素案から最終決定案まで作成し、教職員会議で審議した結果、2009年1月より高校運営上支障の無い範囲で持込が許可された。 最終決定案には『数回の没収で更生しない場合、謹慎処分することができる。』との趣旨が明文化されているが、実際運用は一回目の没収において謹慎も処されているため、最終決定案は事実上効力が発揮されておらず、教職員の自己見解によって運用されている。 2009年2月、携帯電話を使ったカンニング行為などで没収人数が大幅に増えたことから再び持込禁止となったが、同年4月からは解禁されている。 2010年春ごろから没収回数が増えており学校側から生徒会に携帯電話の取り扱いについて話し合うように要請された。 == 校訓 == 「知・徳・体」 == 歴史 == *1926年9月22日 - 名古屋高等理工科講習所として開校 *1928年 - 名古屋高等理工科学校と改称 *1942年 - 名古屋市中村区新富町に校舎新築移転 *1948年 - 学校教育法により名古屋文理高等学校として開校 *1951年 - 名城大学附属高等学校と改称(設置学科:普通・商業・電気・機械) *1987年 - 開学60周年記念第二体育館(屋内温水プール)完成 *1996年 - 制服改新:普通科に上位クラスの英進科設置 *1997年 - 新校舎完成 *1999年 - 総合学科開設(設置学科:普通科・総合学科)。普通科特別進学クラスを共学化。 *2003年 - 普通科を共学化。普通科国際クラス設置。 *2004年 - 総合学科を共学化。全科男女共学となる。 *2006年 - スーパーサイエンスハイスクール(SSH)に指定される。 *2010年9月11日 - 新第一体育館完成。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名城大学附属高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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