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名古屋都ホテル(なごやみやこホテル)は、近鉄グループの近鉄・都ホテルチェーン(1999年以降、都ホテルズ&リゾーツ)が愛知県名古屋市中村区名駅でかつて運営していたホテル。 == 概要 == 高度経済成長のさなか、東海道新幹線が開業する前年の1963年(昭和38年)に名古屋駅前にオープンした。 前身は1947年に開業した「中央ホテル」(開業時は「中京ホテル」)である。同ホテルは愛知県、名古屋市、名古屋鉄道、日本交通公社と共同で設立したホテルで〔「近畿日本鉄道100年のあゆみ」P.260 近畿日本鉄道〕、1955年には日本交通公社から株式を譲り受けて傘下に収めていたものである〔。同ホテルは建替えのために1961年に閉鎖〔「近畿日本鉄道100年のあゆみ」P.864 近畿日本鉄道〕となったのち1962年に「株式会社名古屋都ホテル」に社名を改めている〔「近畿日本鉄道100年のあゆみ」P.325 近畿日本鉄道〕。 意匠設計は村野藤吾が担当した。当時としては斬新なアルミニウムの窓枠が注目を集め、名駅周辺に同時期にオープンした他のホテルと共に「駅前ホテル村」とも通称されていた。300室を持つ中京地区随一の大型ホテル〔であり、1970年に東側を増築し400室の規模となった〔。 多様な目的に使用され、読売ジャイアンツなどプロ野球球団の定宿地と看做されていたこともあったが、新たなホテルの開業と宿泊需要の変化に伴い客数が減少し、2000年(平成12年)3月に営業を終了した〔「近畿日本鉄道100年のあゆみ」P.459 近畿日本鉄道〕。これ以後、近鉄の東のターミナルである名古屋には「都ホテル」ブランドのホテルは現在まで存在しない(近鉄グループ全体では三交インが名古屋駅新幹線口と伏見にある)。 跡地はトヨタグループの東和不動産に売却され、現在は豊田通商やピカデリー(映画館)などが入る多目的ビルのセンチュリー豊田ビルとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名古屋都ホテル」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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