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名古屋電気鉄道1500形電車 : ウィキペディア日本語版
名古屋電気鉄道1500形電車[なごやでんきてつどう1500がたでんしゃ]

名古屋電気鉄道1500形電車(なごやでんきてつどう1500がたでんしゃ)は、現在の名古屋鉄道(名鉄)の前身事業者の一つである名古屋電気鉄道が、1920年大正9年)より導入した電車制御電動車)である。
後年名古屋電気鉄道より保有路線の一部を継承する目的で旧・名古屋鉄道(後の名岐鉄道)が設立されたのちも継続して導入され、1925年(大正14年)までに1501 - 1525の計25両が新製された。全車とも木造ダブルルーフ構造の車体を備える2軸ボギー車で、製造年次によって仕様の相違が存在する。
== 沿革 ==
名古屋市を中心として鉄道事業を展開した名古屋電気鉄道は、現在の名鉄名古屋本線の一部や名鉄犬山線名鉄津島線などに相当する「郡部線」と呼称される路線区へ導入する目的で〔、1920年(大正9年)より同社初となる2軸ボギー構造の電車を新製した〔。新製に先立つ1918年(大正7年)9月に、郡部線用の車両の記号番号について、従来型の4輪単車を500番台、2軸ボギー車を1500番台と区分する方針が策定されていたことに従って〔、新製された2軸ボギー車各車両には1500番台の記号番号が付与された〔。
1921年(大正10年)に名古屋電気鉄道が保有する路線のうち、「市内線」と呼称される軌道線区の名古屋市への譲渡が決定したことを受け〔、市営化の対象から外れた郡部線を運営するため、同年6月13日に名古屋電気鉄道によって旧・名古屋鉄道が設立され〔、1921年(大正10年)7月1日付で郡部線の運営権が移譲された〔。1923年(大正12年)8月には旧・名古屋鉄道初となる自社発注の車両が落成したが〔、名古屋電気鉄道当時に新製された車両と同じく1500番台の記号番号が付与され、この記号番号付与基準は1925年(大正14年)に落成した車両まで踏襲された〔。
1926年(大正15年)に落成したデボ650形より、車種ごとに個別の形式称号を付与する方針が策定された〔。1930年(昭和5年)9月に社名を名岐鉄道と改めた後に実施された形式称号改訂に際しては〔、1501 - 1525は製造年次および仕様の相違によってデボ300形デボ350形デボ400形デボ450形デボ600形の各形式に区分された〔。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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