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名和 宏(なわ ひろし、1932年(昭和7年)10月16日 - )は、日本の俳優。名和 広の表記もある。 == 来歴 == 本名・与縄章(よなわあきら)。熊本県熊本市出身。熊本大学法文学部中退。日本大学芸術学部卒業。1954年(昭和29年、日活に入社し俳優デビュー。『若いお巡りさん』『地底の歌』『快傑耶茶坊』等、主演映画も複数ある。 石原慎太郎著『弟』によると、石原裕次郎が日活のオーディションに落ちたのは、裕次郎の顔の輪郭によく似た名和を日活が売り出していたためと書かれている。 その後1956年(昭和31年)、裕次郎は慎太郎原作の映画で役をもらい大成功し、名和は1957年(昭和32年)、松竹に移籍することになる。 1963年(昭和38年)、フリーとなる。以降、主に悪役として映画、テレビドラマ等で活躍。東映ヤクザ映画での憎々しい親分や組長・代貸、時代劇では『水戸黄門』などの悪代官・悪徳商人で知られる。 悪役や色敵で知られるものの、素顔の名和は、温厚で知的な人物として広く知られており、実家は能の金春流。二十歳まで能楽を学んだ。 所属は、東企画、コモアートコーポレーション、蛭田企画を経て、現在はフリー。 高齢による体調不良等もあり、現在は都内の介護施設に入居している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名和宏」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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