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名家駅 : ウィキペディア日本語版
名家駅[みょうけえき]

名家駅(みょうけえき)は、福島県耶麻郡猪苗代町若宮にあった磐梯急行電鉄(旧・日本硫黄沼尻鉄道部)の廃駅)である。磐梯急行電鉄線の廃線に伴い1969年(昭和44年)3月27日に廃駅となった。
== 概要 ==
1937年(昭和12年)、当地附近に東京電灯秋元発電所が建設されることとなり、その建設工事に際し、当鉄道が建設資材の輸送に使用されることとなった〔書籍『RM LIBRARY 113 日本硫黄沼尻鉄道部(上)』(著:青木栄一ネコ・パブリッシング、2009年1月発行)12,20ページより。〕。それを受けて、秋元発電所への専用構外線が仮設されることとなり、本線との分岐点として当駅が新設された〔〔書籍『新 消えた轍 3 東北』(著:寺田裕一、ネコ・パブリッシング、2010年8月発行)103,108ページより。〕。専用構外線は発電所の完成に伴い1941年(昭和16年)5月28日限りで使用が終了となり、その後撤去され〔、当駅は旅客専用となった。正確な開業年月日は不詳であるが、1937年(昭和12年)12月16日に新設申請され、1938年(昭和13年)4月4日施工認可、当時は仮停留場、専用構外線使用終了翌日の1941年(昭和16年)5月29日営業開始とあった〔。正式には名家停留場であった〔〔『新 消えた轍 3』101ページより。〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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