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名探偵に薔薇を[めいたんていにばらを] 『名探偵に薔薇を』(めいたんていにばらを)は、城平京による推理小説。 ==概要== 第八回鮎川哲也賞最終候補作であり、城平京の長編ミステリデビュー作(ただし、これより先に光文社文庫の公募アンソロジー『本格推理』第10巻に「飢えた天使」と言う短編が掲載されている)。「メルヘン小人地獄」と「毒杯パズル」の二部構成になっており、『小人地獄』と言う架空の毒薬を巡って起きた事件が描かれている。 当初この作品は第二部のみであり、城平が所属していた大学の文芸部誌に掲載された。後に毒薬の来歴や登場する名探偵の業績を描いた第一章が追加され、今の形になった。 賞の選考の際、ラストの展開に前例があった事に難色を示した審査員もいたが、城平は第二部の原型を完成させた時には既にそれを知っており、その上で前例を知る者でも真相に辿り着きづらいよう工夫されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名探偵に薔薇を」の詳細全文を読む
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