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名松線[めいしょうせん]
名松線(めいしょうせん)は、三重県松阪市の松阪駅から同県津市の伊勢奥津駅に至る東海旅客鉄道(JR東海)の鉄道路線(地方交通線)である。 == 概要 == 雲出川の渓流沿いを走るローカル線で〔『歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』25号 20頁〕、名張と松阪を結ぶ計画であったことから、両都市の頭文字をとって名松線と名付けられた。現在、終点の伊勢奥津駅から名張駅前行きの三重交通の路線バスが運行されているが、早朝の1便のみであるため松阪から名張への移動に名松線を利用することは困難である。営業収入は約4000万円、営業費用(維持管理費)は約8億円となっている〔台風被害でJR名松線の一部廃止へ 家城~伊勢奥津間をバス化 - 中日新聞 2009年10月30日〕。 なお、名張 - 松阪間は、近畿日本鉄道(近鉄)大阪線および同山田線によりほぼ直線的に結ばれている。
赤字83線として廃止勧告対象となり、特定地方交通線第2次廃止対象線区にも選ばれていたが、岩泉線とともに代替道路未整備を理由に廃止対象から除外された。岩泉線廃止以後はJRが運営する唯一の特定地方交通線元対象線区である。現在は伊勢八知まで三重県道15号久居美杉線の道路改良が済んでおり、伊勢八知 - 伊勢奥津間も未改良ながら津市コミュニティバスが運行されている。 2009年10月8日の台風18号の被害により、家城駅 - 伊勢奥津駅間がバスによる代行運転となっていた(詳細後述)が、2016年3月26日に運行が再開された〔JR東海、来年3月改正で名松線全線再開へ…6年5か月ぶり - レスポンス、2015年12月18日〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名松線」の詳細全文を読む
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