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名鉄サ50形電車(めいてつサ50がたでんしゃ)は、かつて名古屋鉄道で運用されていた電車(付随車)である。 1941年(昭和16年)、軍需輸送による輸送力強化のため、余剰となっていたデワ1形などの電動貨車の台車を利用し、木製の車体を新川工場を新製した。当初から制御車化は考えておらず、電気機関車や電車に挟まれて運用された。 1941年(昭和16年)12月に6両(51 - 56)が完成すると、各務原線に配備され、長住町 - 各務原運動場前(陸軍各務原飛行場)で200形電車に挟まれて運用される。 1942年(昭和17年)7月に2両(57 - 58)が完成すると、サ50形は全車築港線に転属し、電気機関車に挟まれて運用される。 52、54、55、57は戦災により大破し、復旧されること無く1947年(昭和22年)に廃車。残り4両は引き続き築港線で電気機関車に挟まれて運用され、1957年(昭和32年)に廃車となる。 == 性能諸元 == *全長:8,210mm *全幅:2,640mm *全高:3,544mm *台車:ブリル21E *自重:9.25t *定員(着席):60(10)人 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名鉄サ50形電車」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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