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各務原線(かかみがはらせん)は、岐阜県岐阜市の名鉄岐阜駅から岐阜県各務原市の新鵜沼駅までを結ぶ名古屋鉄道(名鉄)の鉄道路線。 運賃計算区分はB(運賃計算に用いる距離は営業キロの1.15倍)。すべての駅でmanacaなどの交通系ICカード全国相互利用サービス対応カードが利用できる。 なお、『鉄道要覧』による起点は名鉄岐阜駅だが、列車運行および旅客案内、列車番号の設定においては、新鵜沼駅から名鉄岐阜駅へ向かう列車が下り、逆方向が上りとなっている。 == 概要 == 各務原市から岐阜市、および犬山線を経て名古屋への通勤・通学路線となっている。全線が東海旅客鉄道(JR東海)高山本線と並走している。運賃や所要時間はJRに劣るが、各務原線の方が運転本数が多い。 各務原市内には航空自衛隊岐阜基地があるが、太平洋戦争までは陸軍各務原飛行場などが置かれ、軍事路線として賑わった。 途中駅は新那加駅と三柿野駅を除いて無人駅である。名鉄岐阜駅 - 田神駅間には田神線を経由して美濃町線の路面電車が乗り入れていたが、2005年4月1日に田神線・美濃町線が廃止されたため、両線からの直通運転もなくなった。田神線の直通運転が行われていた頃には、分岐駅である田神駅に急行や準急が停車しないため、新岐阜駅(2005年から名鉄岐阜駅) - 田神駅間では特例乗車制度により田神線・各務原線直通利用の場合に重複乗車が認められていたが、田神線の廃止と共にこの制度も廃止されている。 全体に平坦であるが、羽場駅から鵜沼宿駅にかけて、33.3パーミルで木曽川の河岸段丘の各務原台地を一気に駆け下りる(逆向きは駆け上がる)、当線の最急勾配区間が存在する。また緩いカーブの多い線形で、急行・準急の場合は停車駅間が短いこともあり、実際の通常ダイヤにおける最高速度は90km/h程度である。特に名鉄岐阜駅 - 田神駅間は急カーブの連続で区間最高速度は40km/hとなっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名鉄各務原線」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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