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『名門パープリン大学日本校』(めいもんパープリンだいがくにほんこう)は、TXN各局他で放送されていたテレビ東京製作のバラエティ番組である。過激な内容を含む様々な実験企画を放送するドキュメントバラエティ。 == 概要 == テレビ東京系列局では1993年10月11日から同年12月20日まで、毎週月曜 21:00 - 21:54 (日本標準時)に放送。 「中華鍋をアンテナ代わりにしてBS放送を受信できるか?」や「富士の樹海をカーナビで脱出できるか?」、「人間の体に火をつけたら、火事場の馬鹿力を発揮できるか?」など普通の大学では教えもしないようなくだらなく、過激なことを若手芸人が体を張って調査・報告し、スタジオで意見を交わしあうという番組で、ダチョウ倶楽部が司会を務めていた。 演出は、『浅草橋ヤング洋品店』を手掛けたテリー伊藤で、『浅ヤン』の兄弟番組とも呼べる。リポーターには、当時、選挙での落選が話題となった日本社会党の上田哲から芸人の坂田利夫まで幅広い人選がなされた。『浅ヤン』と違い、ファッションなどの決まったコンセプトがほとんど無く、テリー伊藤が担当していた他の番組で過激すぎて不採用になった企画などを寄せ集めて作られていた。その結果、『浅ヤン』どころか、『お笑いウルトラクイズ』に勝るとも劣らない過激で破天荒な、アナーキーさ満載の、現在では深夜番組でも放送不可能であろう「伝説の番組」である。テリー本人は、やりたい事が思うように出来た、と自らが関わった番組の中でも最も好きだった番組と公言している。しかし、放送作家の喰始は、「タイトルを聞いただけで打ち切りが判るような番組で、案の定1クールで終わった」と『デキビジ』で語っていた。 江頭2:50は当時無名の芸人で、テリーに抜擢されて出演したが、第1回のスタジオ収録時にスポンサーも見ている中で全裸になって自らの陰毛に火を点ける行動(曰く「焼畑農業」)に出た直後、降板が決まった。江頭は後に『浅草橋ヤング洋品店』で起用され、特異な芸風が知られる足掛かりとなった。 放送された実験内容には、「普段怒らない芸能人を無理矢理怒らせる実験(ゲストにウッチャンナンチャンが出演)」「お立ち台ギャルの親を連れてお立ち台ギャルのいるディスコでお立ち台ギャルに会わせて晒し者にする」「バリウムと墨汁を飲んだら大便はどういう色になるのか?」など、テリー伊藤ならではの常識や倫理性を無視した凄まじく過激極まりないものが多かった。また、「牛革の靴を煮込んだらダシがとれるか?」については、番組スポンサーの抗議を受けたこともあった。また、当時ほぼ無名だったキャイ〜ンのウド鈴木の超人的な記憶力に目をつけ、駅名などの暗記にチャレンジさせるコーナーもあった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名門パープリン大学日本校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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