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名駅[めいえき]
名駅(めいえき)は、名古屋市中村区と西区にある地名である。現行行政地名は中村区名駅一丁目から五丁目および西区名駅一丁目から三丁目(いずれも住居表示実施済み区域)であり、中村区と西区とで同じ名の町丁は隣接している〔たとえば「名駅三丁目6番」のように、1つの街区が2区にまたがる部分も存在する(今尾恵介「住所と地名の大研究」(新潮選書)、2004年、ISBN 4-10-603535-9 p.168)。〕。中村区には「名駅」を冠した地名として他に名駅南一丁目から五丁目がある。 郵便番号は、中村区側が〒450-0002、西区側が〒451-0045となっている(双方とも、名古屋西郵便局が集配局となっている)。 == 概要 ==
公称地名としての「名駅」は、名古屋駅から見た東側の地域一帯を指す町丁名である。一方で「名古屋駅周辺地域」という用途で「名駅」が用いられる場合には、公称地名としての町丁「名駅」に加えて、名古屋駅西側の町丁である椿町・太閤・則武、広小路通を挟んで町丁「名駅」の南側に位置する名駅南、北東側に位置する那古野(なごの)、北西側(名古屋駅から見て北側)の牛島町といった町丁の全部ないしは一部を含めた地域の総称として捉えていることとなる。 町丁名としての「名駅」は、1977年(昭和52年)10月に当地区で住居表示が実施された際に用いられたのが最初である。1977年・1978年・1981年の計3回の住居表示実施により、中村区鷹羽町・堀内町・泥江町・上笹島町・志摩町・米屋町・花車町・西区早苗町の全部と中村区島崎町・牧野町・笹島町・広井町・広小路西通・小鳥町・西柳町・東柳町・大船町・船入町と西区牛島町・江西町・替地町・菊井通・那古野町・西菊井町・則武町・則武新町・輪ノ内町のそれぞれ一部の町域が、中村区名駅一丁目から五丁目、西区名駅一丁目から三丁目となった〔『なごやの町名』p.279.〕。これらの地域周辺は栄と並ぶ名古屋の代表的ビジネス街及び繁華街である。近年、老朽化したビル等を建て替え超高層ビルを建設する再開発が、地区内名駅通沿いを中心に継続して行われている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名駅」の詳細全文を読む
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