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向羽黒山城[むかいはぐろやましろ] 向羽黒山城(むかいはぐろやましろ)は、福島県大沼郡会津美里町にあった日本の城である。城跡は、国の史跡に指定されている。 == 概要 ==
白鳳三山の最高峰・岩崎山は向羽黒山とも称し、そこに蘆名盛氏が永禄11年に山城を築いた。城の規模は、東西1.4キロメートルで南北1.5キロメートル、面積は50ヘクタール〔石田明夫「神指城と幻の白河合戦」(花ヶ前盛明監修『直江兼続の新研究』宮帯出版社、2009年)68頁〕。東を流れる阿賀川や東部分の崖などの天然の要害に加えて土塁や堀などの防御施設がいたるところに造営されている。 岩崎山山頂の本丸(実城)跡を中心に現在公園となっている二の丸跡、三の丸跡、伝盛氏屋敷跡などの郭をはじめ、竪堀や空堀、虎口、石塁の跡などの戦国山城の名残が城跡内各所に残されている。城の東側直下を阿賀川が流れており、さらには会津盆地一円を望むことができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「向羽黒山城」の詳細全文を読む
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