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『君よ憤怒の河を渉れ』(きみよふんぬのかわをわたれ)は1974年発行の西村寿行の小説、またそれを原作として大映・永田プロが製作し、1976年(昭和51年)2月11日に松竹系で封切り公開された日本映画。151分、カラー、シネスコ。映画では「きみよふんどのかわをわたれ」と読む。 2005年に徳間書店から再版された。 ==映画== 西村寿行の同名の小説(1974年発行)を原作とした、佐藤純彌監督によるサスペンスアクション映画。高倉健の東映退社後の第一作目であるとともに、大映社長だった永田雅一の、映画プロデューサーとしての復帰第一作目でもある。 この映画は中華人民共和国でも1979年に『追捕』として公開され、文化大革命後に初めて公開された外国映画となった。公開は大変な人気を呼び、中国での観客動員数は8億人に達したとされ〔中野良子、高倉健さんしのび涙 結婚報告時に「真っ赤なバラを送って下さった」と告白 、映画.com、2015年10月26日 17:30。〕〔中野良子「何が起こっても克服」健さんの思い出語る 、日刊スポーツ、2015年10月26日 20:09。〕、高倉健や中野良子は中国でも人気俳優となった。また、後に佐藤純彌は『未完の対局』、『敦煌』を中国で撮影し、高倉健は、今作品により高倉のファンとなった張芸謀監督の『単騎、千里を走る。』で主役を演じた。 タイトルの「憤怒」は「ふんど」と読まれているが、これは映画化された時にそう読ませたため(映画のエンドロールにも振り仮名付きで表記された)である。原作本の裏表紙には、原作者の顔写真とともに「ふんぬ」と振り仮名の表記がある。 1979年1月5日『ゴールデン洋画劇場』にてテレビ初放送。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「君よ憤怒の河を渉れ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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