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君台観左右帳記(くんだいかんそうちょうき)は室町時代、足利義政東山御殿内の装飾に関して、能阿弥や相阿弥が記録したものの伝書。唐絵鑑定、茶陶を中心とした美術工芸史、茶華香道の基礎史料。内容は三部構成。第1部は六朝から元迄の中国画人の品評(上、中、下)と簡解、第2部は書院飾、第3部は「茶湯棚飾」、「抹茶壺図形」、「土物類」、「彫物」の図解。 == 概要 == 150を超える写本や刊本があるが原本はなく、能阿弥本と相阿弥本の2系統に別れる。また、第1部のみを独立させたものや、関連した『君臺觀印譜』、座敷飾なども発刊され、室町期からの唐様文化の規範となった美術書の一つ。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「君台観左右帳記」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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