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吹上宿[ふきあげしゅく]
吹上宿(ふきあげしゅく)は、日本の近世にあたる江戸時代の街道上で、旅人の休憩場所として利用されていた間の宿(休憩用の町場)。当時最も重用されていた道路・五街道の1つ、中山道で非公式ながら利用された施設である。 所在地は、江戸期には東海道武蔵国足立郡吹上郷吹上村〔宝亀2年(西暦771年)10月27日以前は東山道武蔵国足立郡。〕。現在の埼玉県鴻巣市にあたる。 == 特徴 == 中山道六十九次のうち江戸・日本橋から数えて7番目の宿場である鴻巣宿と8番目の熊谷宿との、中間地点に位置する街道沿いの集落(路村)であった吹上村に興った。鴻巣宿 - 熊谷宿間は4里6町40間(約16.4km)と他の宿場に比して距離が開きすぎていたため、旅人の需要が自然に発生させたものであり、吹上村は非公式の休憩地・中継地として機能した。 また、中山道は吹上村を追分として千人同心街道と交わっており、この吹上宿は、北は終点・日光東照宮へ、南は八王子宿付近の八王子千人町に繋がっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吹上宿」の詳細全文を読む
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