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吹割の滝[ふきわれのたき]
吹割の滝(ふきわれのたき)は、群馬県沼田市利根町にある滝。高さ7メートル、幅30メートル。奇岩が1.5キロメートルに渡って続く片品渓谷(吹割渓谷)にかかる。河床を割くように流れ、そこから水しぶきが吹き上げる様子からこの名が付けられた。2000年のNHK大河ドラマ『葵 徳川三代』のオープニングにも登場した。1936年12月16日に旧文部省より、天然記念物および名勝に指定されている(「吹割渓ならびに吹割瀑」)。 == 概要 == 900万年前に起こった火山の噴火による大規模な火砕流が冷固した溶結凝灰岩が片品川の流れによって侵食されてできたV字谷にかかり、そこに向かって三方から河川が流れ落ちるその姿から「東洋のナイアガラ」とも呼ばれる。 近くには「鱒飛の滝」がある。高さ8メートル、幅6メートルの滝で、遡上してきた鱒がここを越えることができずに止まってしまうことから、かつては「鱒止の滝」と呼ばれていた。 川沿いには遊歩道も整備されており、その入り口には沢山の土産物屋があり、観光シーズンには多くの観光客であふれる。道の途中には、般若の形に削られた般若岩が立ちはだかる。 常時水量が大変多いため水難が多発する。また、水の侵食により1年間で約7センチメートル上流に向かって遡行しており、将来的には瀑布は上流に移動することになる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「吹割の滝」の詳細全文を読む
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