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呉市交通局(くれしこうつうきょく)は、広島県呉市で自動車運送事業(呉市営バス)・軌道事業(呉市電)を行っていた地方公営企業法及び地方公営企業法施行令による地方公営企業であった。呉市営バスは、2010年3月31日時点で路線数18、乗合営業キロ 288.3km 〔。2010年度の輸送人員は約1600万人 〔を運ぶ広島県内の公営バスであった。呉市電は1967年に廃止されている。交通局の本局は広島県呉市宝町1番10号に所在していた。呉市営バス廃止に伴い、広島県内から公営事業者が消滅した。 == 沿革 == * 1909年(明治42年) 呉電気鉄道により、中国地方で岩国電気軌道に次ぎ2番目の電車が開通。 * 1941年(昭和16年) 呉市が沿岸タクシーのバス事業を買収。バス事業を行う交通課発足。 * 1942年(昭和17年) 呉市が呉電気鉄道が改編した芸南電気軌道を買収。交通局発足。 * 1955年(昭和30年) 中国地方及び四国地方で初のワンマンバス「二河循環線」の運行開始。 * 1961年(昭和36年) 市内線としては日本初となるワンマン電車の運行を開始。 * 1967年(昭和42年) 軌道事業を廃止。 * 2008年(平成20年) 1月に広島-呉-蒲刈線にICカード乗車券PASPY導入、2008年度内に焼山線に導入。江能線廃止、江田島バスに移管。東営業所及び、警固屋営業所が阿賀南営業所へ統合。貸切事業を縮小。 * 2009年(平成21年)10月17日にPASPYを全路線に導入完了。 * 2011年(平成23年)12月16日、呉市議会において「交通事業廃止」の条例案を賛成多数で可決。 * 2011年(平成23年)12月20日、広島電鉄取締役会が「呉市交通局の路線移譲に係る基本協定」を締結することを決議〔 - 広島電鉄、2010年12月20日〕。 * 2011年(平成23年)12月21日、バス事業の廃止届を国土交通省中国運輸局に提出。同日、広島電鉄は路線を引き継ぐための許可申請を行った。 * 2012年(平成24年) 3月31日、この日の運行をもって呉市営バスの営業を終了。4月1日より広島電鉄に営業譲渡。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「呉市交通局」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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