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呉春[ごしゅん]
呉春（ごしゅん、 宝暦2年3月15日（1752年4月28日） - 文化8年7月17日（1811年9月4日））は江戸時代中期の絵師である。四条派の始祖。本姓は松村（まつむら）、名は豊昌（とよまさ）。字を裕甫、のち伯望（はくぼう）、通称を文蔵（ぶんぞう）、嘉左衛門。号には呉春のほかに月溪（げっけい）、可転（かてん）、允白（いんぱく）、存允白、孫石（そんせき）、軒号に百昌堂、蕉雨亭など。初期の画号・松村月渓も広く知られる。
== 生涯 ==
京都の金座年寄役の家に六人兄弟の長男として京都堺町通四条下ルで生まれる。はじめは家業を継ぎ金座の平役を務めた。金座は平役でも月収入がおよそ百両あり、家は裕福だった。非常に手先が器用で、大判小判を数える時には、右手から左手へ金貨を投げ上げ、その一瞬の間に贋金を傍らに選り分けたという逸話が残る。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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