翻訳と辞書
Words near each other
・ 呉江市
・ 呉江県
・ 呉沢遠
・ 呉法憲
・ 呉波
・ 呉泰次郎
・ 呉泰錫
・ 呉派
・ 呉浩康
・ 呉海軍工廠
呉海軍航空隊
・ 呉淞区
・ 呉淞江
・ 呉淞笙
・ 呉淞鉄道
・ 呉淞鎮駅
・ 呉清源
・ 呉清源〜極みの棋譜〜
・ 呉清源~極みの棋譜~
・ 呉港


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

呉海軍航空隊 : ウィキペディア日本語版
呉海軍航空隊[くれかいぐんこうくうたい]

呉海軍航空隊(くれかいぐんこうくうたい)および前身組織の佐世保海軍航空隊広分遣隊(させぼかいぐんこうくうたい ひろぶんけんたい)は日本海軍の部隊の一つ。横須賀海軍航空隊・佐世保海軍航空隊に次いで開かれた三番目の海軍鎮守府直率の海軍航空隊である。研究・教育機能を持つ横空と違い、純然たる水上機基地として機能しており、瀬戸内海土佐湾沖・山陰地方沖の哨戒や呉鎮守府に所属する艦艇の艦載機調達に従事した。

==沿革==
横空の成長を期に、航空隊の増設を図った海軍は、各軍港へ哨戒航空隊を設置することとした。その第二弾として、呉軍港から半島ひとつ隔てたた広島県賀茂郡広村の西大川河口に飛行場を設置し、佐世保海軍航空隊の分遣隊が開かれた。対岸にはすでに大正10年に呉海軍工廠広支廠が設置され、大正12年には広工廠として独立しており、速やかな機体修理・物品供給が可能であった。呉鎮守府は内海部にあるため、沿岸哨戒警備の必要が佐世保より低かったことが、航空隊設置の遅れへとつながった。広飛行場は滑走路が短く、陸上機の常駐には不都合が多かったため、陸上機はもっぱら宇佐海軍航空隊が常駐する柳ヶ浦飛行場を活用した。そのため、呉鎮守府には龍驤翔鶴瑞鶴、のちに転入した鳳翔など多数の航空母艦が配備されたが、艦載機は呉空ではなく宇佐空や岩国海軍航空隊で訓練・補給・休息を実施していた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「呉海軍航空隊」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.