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呉鎮守府第101特別陸戦隊 : ウィキペディア日本語版 | 呉鎮守府第101特別陸戦隊[くれちんじゅふだいひゃくいちとくべつりくせんたい] 呉鎮守府第101特別陸戦隊(くれちんじゅふだいひゃくいちとくべつりくせんたい)は、大日本帝国海軍の秘密特殊部隊のひとつである。指揮官の山岡大二少佐の名を冠して通称山岡部隊(やまおかぶたい)と呼ばれていた。また、潜水艦を使用した隠密活動が任務であったため、“Submarine”の頭文字からS特攻部隊(S特)とも呼称された。 ==概要== 1944年初期から館山海軍砲術学校(館砲)で養成が始められた。海軍陸戦隊の中でも特に体力、知力に優れ、風貌や体格が欧米人風という条件を満たした350名を選び編成されていた。訓練は、もっぱら夜間で、アメリカ本土の地理や交通に関する知識をはじめ、英語や風習に関する教育が行われ、隊員の服装や食事もアメリカ風だったといわれている。隊員には、どんな苦難や欠乏にも絶える特殊な訓練が課せられ、短い自動小銃をはじめ40kgの荷物を背負って、一日60kmを駆け足で移動する強行軍や、富浦町大房岬の海岸にある100m近い絶壁を素手で登る訓練を行ったといわれている。 なお、日本海軍では、山岡部隊のほかにもS特を編成しており、佐世保鎮守府第101特別陸戦隊(山辺部隊)や同第102特別陸戦隊(常盤部隊)などが知られている。
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