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みりん
みりん(味醂、味淋)は、日本料理の調味料や飲用に用いられるアルコール飲料のひとつで、混成酒に分類される。後述の「みりん風調味料」と区別するため「本みりん」と呼称されることがある。 == 概要 == 甘味のある黄色の液体であり、約40 - 50%の糖分と、約14%程度のアルコール分を含有している。煮物や麺つゆ、蒲焼のタレや照り焼きのつや出しに使う。アルコール分が魚等の生臭さを抑え、食材に味が浸透する助けをし、素材の煮崩れを防ぐ。糖分が料理に甘みを加え、照焼きの艶を出し、加熱によりよい匂いを生じさせる。白酒や屠蘇酒の材料としても使われる。古くは褐色をしていたが、製法の向上により色が淡い褐色になったことから白みりんとも呼ばれるようになった。 飲用にするためさらに焼酎を加えてアルコール濃度を高めたものは「本直し」(ほんなおし)、または「直し」(なおし)・「柳蔭」(やなぎかげ)と呼ばれる。 近年では、日本を旅行するイスラム教徒が和食を楽しめるように、ノンアルコールを追求したみりんも登場している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「みりん」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mirin 」があります。
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