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和朗亭 : ウィキペディア日本語版
和朗亭[べいちょうふぁみりーわろうてい]
米朝ファミリー和朗亭』(べいちょうファミリーわろうてい)は、1974年7月6日から1976年3月27日まで朝日放送ABCテレビ)で放送された演芸番組。全91回。
この項目では、続編の『バラエティー和朗亭』『ヤング和朗亭』についても記述する。
==概要==

*タイトルは「笑ってください」を大阪弁で指す「笑ろてんか」と、落語の寄席で使われる「○○亭」を組み合わせたものである。
*セットは古き良き明治、大正から昭和の大阪(上方)の寄席(林家とみが保存していた当時の史料をもとに、かつてあった紅梅亭の雰囲気を再現。客席は畳敷きで、お茶子、下足番、お囃子(下座)も完備していた。開始前には番組観覧者に菓子を配ったりと本格的だった。また、客が入るところから出て行くところも放送。このセットは終了後も保存され、『ざこば・鶴瓶らくごのご』で使われ、他局の『平成紅梅亭』でもセットに組む際に活かされた。一方で、番組の一部では大きな会場を使ったこともある。正面には高田好胤によって『和朗亭』書かれた額が掛けられていた。
*番組グッズに花札、手ぬぐいがあった。花札のデザインはイラストレーター成瀬國晴が担当。手ぬぐいが観覧者に配られた。
*当時古老だった芸人のほかに若手の芸人なども出演。
*「おーるど寄席」「民謡特集」「砂川捨丸三周忌」などの特集も行っていた。また、初回の記念口上には平和ラッパなどが並んだ。第1回目の放送では落語に3代目笑福亭仁鶴、拳闘漫才に中田ダイマル・ラケット、平和ラッパの座布団廻しが放送された。
*引退同然だった芸人をここで登場させることもあった。復活した柳家三亀坊広沢瓢右衛門江戸家猫三らが出演した例もある。
*『ヤング和朗亭』は深夜に放送され、若手中心の出演であった。出演者はオーディションで選考していた(手見せ)。
*DVD『なつかしの昭和爆笑漫才〜天国の笑星〜』には中田ダイマル・ラケットWヤングが出演したときの映像が収録されている。また、DVD『松竹名人会』には横山ホットブラザース桜山梅夫・桜津多子の映像がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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