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和歌山電鐵株式会社(わかやまでんてつ、''WAKAYAMA ELECTRIC RAILWAY Co., Ltd.'')は、和歌山県和歌山市に本社を置き、鉄道路線貴志川線を経営する会社である。岡山電気軌道(岡電)の完全子会社で、両備グループに属する。 == 概要 == 2006年(平成18年)4月1日より、南海電気鉄道(南海)から貴志川線を引き継いで経営している。社名は親会社の岡山電気軌道が社名を一般公募しその中から選ばれたものである。選ばれた理由は「時代に流されない、地域に根ざした名前」である。和歌山電鐵が旧字体の「鐵」となっているのは、「鉄」の文字を分解すると「金」を「失」うになり縁起が悪いこと、鉄(鉄道)の基本に立ち返るという意味であえて使用したものである。 経営のモットーは「日本一心豊かなローカル線になりたい」。地元自治体、沿線住民、沿線学校関係者、商工会で構成する「貴志川線運営委員会」を社内に設置し、沿線住民の要望を取り汲んで活かす仕組みをつくっており〔こんなところに地元力 〜「わかやま電鉄」の場合〜 〕、現場に対するアイディアや情報提供は同委員会が行っている。 後述する「いちご電車」「おもちゃ電車」「たま電車」の運行や、貴志駅の猫の駅長「たま」(駅長であると同時に2013年〈平成25年〉1月5日より社長代理でもあった。)など特異な取り組みも行っている。 2015年(平成27年)6月24日、たま駅長が6月22日に死んだと発表された〔三毛猫「たま駅長」死ぬ 和歌山電鉄、28日に社葬 - 朝日新聞、2015年6月24日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「和歌山電鐵」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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