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和歌山駐屯地(わかやまちゅうとんち、JGSDF Camp Wakayama)は和歌山県日高郡美浜町和田1138に所在し、第304水際障害中隊等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。北には海上自衛隊由良基地が、美浜町内には同紀伊警備所(呉地方隊 阪神基地隊 )が所在しており、更に南には串本分屯基地(第5警戒隊)があり、各部隊の規模は小さいが紀伊半島における防衛の要衝でもある。 和歌山駐屯地は東西約200メートル、南北約80メートル、面積約16,000平方メートルの日本一小さい陸上自衛隊駐屯および分屯地である。 駐屯地司令は、第304水際障害中隊長が兼務。 == 歴史 == 1953年(昭和28年)の紀州大水害(7.18水害)に端を発し、1961年(昭和36年)5月に地元は災害多発地帯である和歌山県下に自衛隊の誘致を表明し、同年6月には美浜町和田地内煙樹ヶ浜の松林を候補地として調整が進められる〔。 1961年(昭和36年)10月10日、大久保駐屯地で編成された第323地区施設隊と第418会計隊は列車で移動し御坊駅に到着、地元民に歓迎される中到着する。同年12月1日に開庁式が挙行され分屯地として発足する〔。 1966年(昭和41年)2月21日に和歌山駐屯地に昇格する。1968年(昭和43年)2月22日に中部方面調査隊和歌山分遣隊が、3月1日に第412基地通信隊がそれぞれ移駐している。1972年(昭和47年)3月に第323地区施設隊が第7施設群に編合される。1975年(昭和50年)3月26日に第412基地通信隊は第318基地通信中隊和歌山派遣隊に改編される。1990年(平成2年)3月26日に第4施設団隷下に編入され、1993年(平成5年)3月30日に第303施設隊に改編される。2004年(平成16年)3月29日に第304水際障害中隊に改編、同じ日に第104施設直接支援大隊第2直接支援中隊和歌山派遣隊が新設され、2008年(平成20年)3月29日第131警務隊和歌山連絡班が新設される〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「和歌山駐屯地」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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