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和達-ベニオフ帯[わだち-べにおふたい]
和達-ベニオフ帯(わだち-ベニオフたい、)は、プレートの沈み込み帯にある活発な地震の震源の領域である。なお広辞苑などの辞書では和達-ベニオフ面( -めん)の名称で収録される場合もある。 ==概要== この用語は、それぞれ独立にこのゾーンを発見した、日本の気象庁の和達清夫とカリフォルニア工科大学のヒューゴー・ベニオフの2人の地球科学者から命名された。 この領域に沿ったプレートのずれが深発地震を発生させ、震源の深さは最大で約670kmに達する。和達-ベニオフ帯の近くには火山島弧や大陸の火山帯が生じる。和達-ベニオフ帯に沿って生じる深発地震の位置から、海洋地殻とマントルの沈み込みスラブの三次元的な形状の情報を得ることができる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「和達-ベニオフ帯」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Wadati-Benioff zone 」があります。
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