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哲学者サッカー[てつがくしゃさっかー] 「哲学者サッカー」(てつがくしゃサッカー、The Philosophers' Football Match)は、イギリスのコメディ・グループであるモンティ・パイソンのスケッチ・コメディー。このスケッチは『空飛ぶモンティ・パイソン ドイツ版』(1972年)の第2作の一部として放送され、後には『モンティ・パイソン・ライブ・アット・ザ・ハリウッド・ボウル』(1982年)の中でも流用された〔Larsen, Darl. (2003) ''Monty Python, Shakespeare and English Renaissance Drama. '' Page 45, Publisher: McFarland & Company. ISBN 0-7864-1504-5〕。また、このスケッチは『ベスト・オブ・モンティ・パイソン』にも収録されている。 == 概要 == 1972年のミュンヘン夏季オリンピックの際にミュンヘン・オリンピアシュタディオンにおいて、ギリシャとドイツを代表する哲学者たちの間でサッカーの試合が行なわれた、という設定で展開される。おもな登場人物(役者)は、アルキメデス(ジョン・クリーズ)、ソクラテス(エリック・アイドル)、ヘーゲル(グレアム・チャップマン)、ニーチェ(マイケル・ペイリン)、マルクス(テリー・ジョーンズ)、カント(テリー・ギリアム)であった。 主審(レフェリー)は孔子で、砂時計で時間を計る。トマス・アクィナスと聖アウグスティヌス(光輪を頭上に載せている)が線審(副審)と務める〔Gener, Randy. (May 1, 2006) American Theatre ''The French Misconnection, or What Makes a Writer French.'' Volume 23; Issue 5; Page 42.〕。ドイツ・チームの監督はマルティン・ルターである。試合が始まると、哲学者たちはピッチ上で輪を描くように歩きながら自説を考える〔。ドイツ・チームに「驚きの大抜擢」で加えられたサッカー選手のフランツ・ベッケンバウアーは少なからずピッチ上で当惑する。 このスケッチの撮影はミュンヘンのグリュンヴァルダー・シュタディオン (Grünwalder Stadion) で行なわれた〔Beer, Roman. (2011) ''Kultstätte an der Grünwalder Straße. Die Geschichte eines Stadions'' Page 129, Publisher: Die Werkstatt. ISBN 978-3-89533-780-2〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「哲学者サッカー」の詳細全文を読む
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