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唐傘 : ウィキペディア日本語版
傘[かさ]

(簦・かさ、からかさ)とは、雨・雪・日光などが直に当たらないよう、頭上に広げ差しかざすもの〔三省堂「大辞林(第二版)」〕。竹や金属などの骨に紙や布などを張り、柄をすえて開閉ができるようにしたもので、「」と区別するために「さしがさ」ともいう〔。「笠」とは同語源である。
「傘」は、上から降下してくるものに対して直被しないように防護する目的の用具で、一般には手に持って差しかけて使う用具の総称をさし、頭部に直接かぶって使う用具である「笠」と区別される。なお、ガーデンパラソルやマーケットパラソルなど携行を目的としない特殊な傘もあり、これらは地面に立てたり吊ったりして用いる。傘は現代においては、などの降水時にや持ち物を濡らさないために使うほか、夏季の強い日射を避けるために使うことも多い。
日本には欽明天皇の時代552年に、百済聖王(聖明王)の使者から渡来した外来品で、当初は主に日射を避ける「日傘」として用いていたが、その後日本独自の構造的進化も見られ、降水に対して使うことが多くなっていった〔小学館「日本大百科全書」〕。日本における傘文化の経緯詳細については和傘節を参照。
== 語彙・語句 ==

=== 東アジア(漢字圏) ===


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「傘」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Umbrella 」があります。



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