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近体詩(きんたいし)とは、漢詩の詩体の一つ。今体詩(きんたいし)ともいう。古体詩に対する。古体詩より遅れて唐代初期に完成した。近体(今体)詩とは、「現代の詩体」の意味で、唐代の呼称がそのまま伝わったものである。一定の格律(字数・句数・平仄・押韻・対句といった形式や韻律のこと)の制約を受けることが特徴である。 ==近体詩の種類== 1首の句数からいうと、4句からなるものを絶句といい、8句からなるものを律詩、12句以上からなるものを排律(長律)という。 1句の字数では、5字からなる5言詩と、7字からなる7言詩とがある。 以上の組み合わせにより、近体詩の種類は次のようになる。 * 五言絶句 * 七言絶句 * 五言律詩 * 七言律詩 * 五言排律 * 七言排律(※ほとんど見られない) また、数は少ないが六言絶句もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「近体詩」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Regulated verse 」があります。 スポンサード リンク
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