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唐金家[からかねか] 唐金家(からかねけ)とは、江戸時代中期から幕末にかけて和泉国佐野村(現在の大阪府泉佐野市)を拠点として栄えた豪商の一族。北前船や朱印船による廻船業や商業を行うほか、大名貸や御用金などの金融業や両替商も行い、巨財を築いた。 屋号は橘屋。同じく同地で栄えた食野家(めしのけ)とともに、江戸時代の全国長者番付「諸国家業じまん」でも上位に記されている。
== エピソード==
*井原西鶴の日本永代蔵に、「このごろ泉州に唐かね屋とて、金銀に有徳なる人出来ぬ。」と、実名で記されている。 *唐金家の家屋倉庫等が多数あった現在の大阪市西区堀江の家具屋が立ち並ぶ通りでは、唐金家の屋号「橘屋」にちなんで「立花通り」、これが転じて現在は「オレンジストリート」と名づけられている〔大阪観光情報(大阪観光局ホームページ)〕。 *また同地の汐見橋は唐金家が架けたといわれており、「唐金橋(とうがねばし)」の別名がある〔大阪市ホームページ 橋の紹介〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「唐金家」の詳細全文を読む
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