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啄木鳥 しんき(きつつき しんき、1973年7月29日 - )は、日本の女性漫画家。和歌山県出身。血液型はAB型。 OLをしながら同人活動などをして、また『Blaze&Blade Eternal Quest』 (T&E SOFT) のキャラクターデザインやシステムグラフィックなどを担当。 1998年、『月刊ファミ通ブロス』にてPSゲーム『テイルズ オブ デスティニー』(以下、TODと省略)のシナリオ・設定を大幅改変させた「テイルズ オブ デスティニー神の眼をめぐる野望」で漫画家「啄木鳥しんき」としてデビューを果たす。以後は、『ファミ通ブロス』や『コミックRUSH』などで連載を手がける一方、一迅社やエンターブレインで刊行されるアンソロジーコミックスにも参加している。 == 作品 == === 雑誌連載 === ; テイルズ オブ デスティニー 神の眼をめぐる野望 : 『ファミ通ブロス』連載、エンターブレイン刊、全6巻 : 啄木鳥しんき連載漫画のデビュー作でもある作品。前述にあるように、内容は完全にオリジナルストーリー(※)に近いものとなってはいるが、原作離れはしていない。詳しくは、''TODの登場キャラクター''を参照。 : ※あまり知られていないことだが、彼女は本作を連載するに当たって、シナリオ、各キャラクターの設定変更から細かいラフ画などのイラストに至るまでのほとんどをナムコにチェック、許可を入れてもらい、連載に対しての協力を得ていた(続編であるTOD2発売は本作連載終了の約2年後)。 ; Colors(カラーズ) : 『ファミ通ブロス』連載、エンターブレイン刊、全4巻 : 後述の『テイルズ オブ デスティニー神の眼をめぐる野望』の後継作として刊行されたオリジナルストーリー。海流の関係にて鎖国状態に近い島、「大島」より伝わる忌まわしき一族「金色髪の一族」と同じように金色の髪と不思議な力を持つ、心優しい少女キリカと、彼女を引き取った届け屋「ゆかり便」に勤めるユータ、セージをはじめとする数々のキャラクター達が織り成す物語。 : 作品自体は、ファンからそれなりの人気を得てはいたが、2002年に『ファミ通ブロス』が急遽休刊したため打ち切りとなり、未完の作品で終わった。 ; 流狼の旅 : 『コミックRUSH』連載、ジャイブ刊、全3巻 : 啄木鳥しんき連載漫画第3作目。とある街で起こった事件がきっかけで出会った狼人間のラーゲルトと、母親を亡くした銀髪の少女ククルゥとの旅路を描いた物語。『コミックRUSH』創刊号にて、2人が出会ったエピソードが読み切りとして刊行された。その後、連載が決定した際は読み切りから5年後の物語となっている。 : 物語自体は第3巻のあとがき漫画によると、作者が学生時代に考えたものであり、主要キャラクターの方も1994年の年賀はがきのイラストから誕生したらしい。 : なお、タイトルの「流狼〜」は「浪」ではなく「狼」であり、主人公ラーゲルトのことを意味している。 ; おかあさんは単身赴任 : 『コミックRUSH』7月号(読み切り) : 啄木鳥しんき初の現代版パラレルストーリー。 : 大阪から東京へ1人単身赴任をしている母親の代わりに、家の仕事を一切引き受けている中学3年生の女の子、香苗の家庭への不満やストレス、母親に対する葛藤などを描いた読み切り。 ; マニュアル(仮称。正式名称は不明) : 「ディスクステーション」(単行本刊行は無し) : 1989年にPC98用ソフト「ディスクステーション98」のマニュアルコーナーにて連載。内容の詳細は不明(そもそも本当に連載作品であったのかも不明)。 ; 英雄伝説 零の軌跡 プレストーリー -審判の指環- : 『電撃「マ)王』2010年7月号から10月号まで連載。 : 原作:日本ファルコム。同社のRPG〈英雄伝説 軌跡シリーズ〉をベースとした漫画オリジナル作品。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「啄木鳥しんき」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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