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国鉄1290形蒸気機関車[こくてつ1290かたちじょうききかんしゃ]
1290形は、かつて日本国有鉄道の前身である鉄道院に在籍した、タンク式蒸気機関車である。 == 概要 == 1875年(明治8年)及び1882年(明治14年)に、鉄道建設工事用にイギリスから輸入された蒸気機関車(バラスト・エンジン)で、計3両が輸入された。1873年(明治6年)及び1881年(明治13年)マニング・ワードル社(Manning Wardle & Co., Boyne Engine Works)製(製造番号431, 435, 815)である。 1873年製の2両は官設鉄道において使用されたが、1881年製の1両は日本鉄道に引き渡され、建設工事に使用された。日本鉄道に行った1両は、埼玉県川口市の善光寺裏まで運ばれ、そこで組立したことから、「善光」(ぜんこう)の愛称が与えられている〔上編』 (国立国会図書館デジタルコレクション)1921年 p.709〕。 また、1873年製の2両は製造番号が離れているが、これは1両が造幣寮の注文であったためという説がある。異説として、これはヨークシャー社製の10(後の鉄道院110形)であったという説もあるが、いずれも確証がなく、真相は闇の中である〔1875年4月に当時の鉄道寮が造幣寮から機関車を1両受け取ったのは確実である。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「国鉄1290形蒸気機関車」の詳細全文を読む
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