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善無畏 : ウィキペディア日本語版
善無畏[ぜんむい]
善無畏(ぜんむい、Śubhakarasiṃha(シュバカラシンハ)、637年 - 735年)はインド摩伽陀国(マガダこく)の国王、訳経僧である。輸波迦羅(ゆばから)とも記される。
== 経歴 ==

*637年、中部インドの貴族家庭に生まれる。幼年より神童と称され、摩伽陀国の国王となる。兄弟との戦争平定後出家、ナーランダー寺院にて達摩掬多(だるまきくた、ダルマグプタ)に師事し顕密両教を兼修する。
*716年、玄宗統治下の長安に赴く。『虚空蔵求聞持法』、『大毘遮那経(大日経)』などを漢訳する。
*同時代の人物には金剛智不空一行恵果等がいる。中国密教では三蔵法師の一人でもある事から「善無畏三蔵」と尊称し、日本の真言宗でも「真言八祖」とは別の系統である、「伝持の八祖」では第五祖に配される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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