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喜界島地震[きかいじまじしん]
喜界島地震（きかいじまじしん）は、1911年（明治44年）6月15日23時26分、鹿児島県喜界島南方（北緯28度、東経130度付近と推定）で発生した地震。規模はマグニチュード 8.0（Mw8.1）。 名瀬測候所で震度6に相当する揺れ（烈）を観測したほか、那覇測候所などでも震度5相当（強）の揺れがあった〔今村明恒、明治四十四年ノ喜界島地震 今村明恒 震災豫防調査會報告. 第77號, 1913年10月 pp. 88-102〕。明治喜界島近海地震、明治奄美大島近海地震とも呼ばれる。
== 特徴 ==
この地震は南西諸島で発生した地震としては有史以来最大規模のものである〔宇津徳治、世界の被害地震の表 〕。フィリピン海プレートがユーラシアプレート（沖縄マイクロプレート）に沈み込む南西諸島海溝で発生した海溝型地震と推定されているが詳細は不明である。1995年に同じ付近を震源として発生した地震の観測結果から、1911年の地震は逆断層型と考えられる〔1995年奄美大島近海地震 活動と被害の概況 地學雜誌 Vol.106 , No.4(1997)pp.476-485〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』
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