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営倉(えいそう)とは大日本帝国陸軍に存在した、下士官兵に対しての懲罰房である。アメリカ軍では、似たような懲罰房をモンキーハウスと呼んでいる。アメリカ軍では、人目にさらすために金網張りであるが、日本の営倉は外からは見えない。 ==概要== 営倉の設置場所は、連隊や大隊などの正門入口の衛兵所の奥にあった。 兵隊俗謡に「杉の丸太が二十と三本」などといわれたが、実際は杉の角材で格子を作ってあり、窓にもガラスは無く、格子になっていた。 ふつう、板張りで3畳ほどの独房が3つほどならんでいた。室内にはおまるのような簡易トイレがあり異臭を放っていたという。営倉の管理は、衛兵司令である週番下士官があたるが、週番司令・週番士官の巡察も義務づけられていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「営倉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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