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嘔吐剤[おうとざい] 嘔吐剤(おうとざい)は上部気道や眼を強く刺激し、催涙効果と激しい制御不能のくしゃみ、咳、吐き気、嘔吐、不快感を引き起こす化学兵器(毒物の誤飲等で医療現場で使用する医薬品の催吐薬とは異なる)である〔国立医薬品食品衛生研究所 嘔吐剤 〕。くしゃみ剤と呼ばれる場合もある〔。 常温では固体で使用時は溶媒に溶かしてエアロゾルとして拡散させる。吸入もしくは眼への直接作用によって効果が生じる。 ジフェニルクロロアルシンとジフェニルシアノアルシンは旧日本軍がくしゃみ剤(あか剤)として製造していた〔遺棄化学兵器等 内閣府大臣官房遺棄化学兵器処理担当室 〕。現在でも旧日本軍の関連施設跡地周辺の土壌中などから旧日本軍のものと思われる物質やその分解物が検出されることがある。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「嘔吐剤」の詳細全文を読む
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