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ロケット弾[ろけっとだん]
ロケット弾(ロケットだん)は、推進剤である火薬の燃焼や圧縮ガスの噴出によって推力を得、自力で飛行する能力のある爆弾、または砲弾である。 == 概要 == 定義としては、概ね上記の推進器を備えた兵器のカテゴリーであるが、日本では一般に何らかの誘導装置を持つものを(ジェット推進のものも含めて)ミサイル(誘導式噴進弾)と称し、誘導装置を持たないものをロケット(無誘導式噴進弾)と呼び区別しているが、他の国においてはその限りではない。 収納ケースから直接単体で発射できる物もあるが、専用の発射装置によって射出されるものもあり、それらロケット弾専用の発射器はロケットランチャー、薬室と閉鎖機を持つ大砲型のものはロケット砲と呼ばれる。ロケットランチャーには筒型・箱型・レール型など様々な形があり、小型で兵士が個人で携帯して発射できるものもある。また、大砲型の長射程で大きく重いロケット砲は反動があるため、重車両に搭載される。一般の日本人は発射器(ランチャー)と、砲(ガン)を区別せずにまとめて「ロケット砲」「バズーカ砲」などと呼ぶことが多く、また、日本軍でも「噴進砲」と呼んでいるが、構造的に大きく異なるため、厳密には正しい呼称であるとは言えない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ロケット弾」の詳細全文を読む
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