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囚人と紙飛行機[しゅうじんとかみひこうき]
『囚人と紙飛行機』(しゅうじんとかみひこうき)は、猫ロ眠@囚人P(以下囚人P)による日本のライトノベル、およびそれを原作とした紅村岬による漫画。囚人P自身が2008年、2009年に発表した曲「囚人」と「紙飛行機」を元にしたもの。小説はPHP研究所より、2012年5月から2015年1月にかけて5冊が刊行された。漫画は『月刊コミックジーン』(メディアファクトリー)にて、2012年11月号から連載されている。 == 概要 == 楽曲の「囚人」と「紙飛行機」は、囚人Pがそれぞれ2008年と2009年に動画共有サービスニコニコ動画で発表した曲である。収容所に収監された囚人の少年と柵越しに出会った少女との、紙飛行機による交流と、悲劇の物語を描いたもので、「囚人」は少年の視点、「紙飛行機」は少女の視点で描かれている〔。ボーカルには音声合成技術VOCALOIDの音源鏡音リン・レンを用いている。VOCALOIDのファンからは「鏡音三大悲劇」の一つとして数えられている。 小説『囚人と紙飛行機』は、楽曲を元に囚人P自身が執筆したもので、2012年5月に囚人編として『囚人と紙飛行機 少年パラドックス』が、11月に紙飛行機編として『囚人と紙飛行機 少女アポリア』〔、2013年6月に物語の舞台裏を描く『囚人と紙飛行機 裏方アンチノミー』、2014年10月にカイムラルの過去を描いた前編『囚人と紙飛行機 青年パラドキシカル』、2015年1月に後編『囚人と紙飛行機 青年ノーサイド』が刊行された。小説は囚人P自身が執筆したものではあるが、公式設定ではなく、あくまで囚人Pが想像する『囚人と紙飛行機』であるとされている〔。これは、小説の以前より楽曲から世界を作り上げてきた絵師、動画師、リスナーへの配慮からである〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「囚人と紙飛行機」の詳細全文を読む
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